自身の備忘録としての記録です。
年末、実家に帰省した際、懐かしいものを見つけた。
ミュージくん2である。
まったく記憶になかったが、恐らく私が音楽活動とやらを行い始めた
最初期の頃の機材であろう。
気になったのでWebで少し調べてみた。
発売は1997年で今から16年前、ちょうど私がPCを使い始めた時期と重なる。
この製品は、まさにDTMという言葉を使った先駆けの商品らしい。
パソコンを使った音楽の入門向けといった位置づけであろう。
値段もそれほど高くなかったと記憶している。
当時のPCで音楽を行おうとするならば、サウンドカード等で音源を
増設する必要があった。
この製品は
SC-55Kという音源が同梱されていた。
MIDI入出力、オーディオ入出力も備えていて、今で言うオーディオインターフェイス的な
役割も備えていた。
ソフトの方は、MIDIシーケンサーや、楽譜制作ソフト等が入っていたようだ。
この楽譜制作ソフトは、まだ私がライブ活動に明け暮れていたとき、
曲のスコアからパート譜を採譜する際に使った記憶がある。
現在のソフトのように整った楽譜が出来ず(16分音符などが詰まって表示される)
かなり苦労した覚えがある。
ただ、当時としては画期的であった。
この製品を当時の私が使いこなしていたかというと疑問である。
ただ、この製品のおかげで、私はPCで音楽を行うことの基礎的な部分を
学ぶことができたのは確かだ。
その後の私を音楽活動へと歩ませたターニングポイントになったのは
間違いないであろう。