制作記録

制作記録・創作についての備忘録

木材塗装実験Part5(完成編)

  • 2011年10月25日

最終仕上げに入ります。

IMGP1072

まず前回のウレタンニスでコートされた部分
を残すためにマスクし、#1000→1500→2000番の
ペーパーで順に研削します。
写真のようにつや消しの表面になります。

IMGP1069


コンパウンドに研磨の作業を行います。
依頼者より支給された自動車ボディ用の
コンパウンドを使います。

IMGP1073

まず細目(一番粗い)を使って研磨していきます。

IMGP1074

表面は上のような状態になります。

IMGP1076

次に中細を使って磨きます。
上の写真はつけ過ぎです。

IMGP1078

研磨後の状態です。
艶が出てきましたが、まだ細かい傷は残っています。

IMGP1079

さらに極細で磨いた後の状態です。
1つ前の写真と比べると、細かな傷が消え
より綺麗な艶が出ていることがわかります。

IMGP1080

近づけた状態です。
カメラが写りこむ程度の仕上がりにはなってます。

IMGP1082

マスクをすべて取って完成。

IMGP1083

手前から
サンディングシーラー→#800表面
ウレタンニス塗りっぱなし表面
コンパウンド仕上げ表面

2番目と3番目は違いがわかりにくいですが、
2番目は塗り斑等が生じて平滑ではないので
綺麗な艶ではありません。

駆け足となりましたが以上で実験は終了です。
完成品は依頼者に納めました。
この実験を踏まえた作品については
某氏の続報を待ちましょう。


以下反省点または注意

・わかりにくいが最初の素地調整は重要、もっと粗めのヤスリからでもよかったか。
・エッジの研ぎ過ぎ注意。
・乾燥時間は十分に。
・平滑に仕上げられたなら、#2000までペーパーを掛けた後は一番粗いコンパウンドは必要ないかもしれない。


近いうちに模型制作に戻れたら良いなあ。




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木材塗装実験Part4

  • 2011年10月24日

IMGP1065


上塗りとしてウレタンニスを塗っていきます。
中塗りの層を一部残すためマスキングをしています。


IMGP1066

丸1日乾燥させた後、#1000で塗りムラを
とって平滑化していきます。
これを3回繰り返します。


IMGP1068

上塗り終了。
光沢は出ていますが、ムラや埃が付着している状態です。

ここからさらにペーパー→コンパウンドで磨いていきます。
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木材塗装実験Part3

  • 2011年10月23日

IMGP1057


サンディングシーラーを塗布します。


IMGP1058

90分程度乾燥させます。

IMGP1060

#400番のペーパーがけをします。

IMGP1064

表面の凹凸が埋まるまでこの工程を三回ほど繰り返します。
最後に#800番のペーパーで仕上げます。

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木材塗装実験Part2

  • 2011年10月21日
まずは#240ペーパーで板表面を研削し
素地を作っていきます。
この段階で大きな凹凸を取って均一な平面を
出していきます。
さらに#400で表面を慣らします。


IMGP1045


次に目止めと着色を行います。
との粉とステインを混合し板表面に着色していきます。

IMGP1047

完全に乾燥する前に、布で表面にとの粉を
刷り込みます。
また、余分な塗料を拭っていきます。

IMGP1053

1時間ほど乾燥させ表面を拭った後、
#400ペーパーをかけ、表面を慣らします。


IMGP1054

さらに塗っていきます。この工程を3回繰り返します。

IMGP1055

着色後の木材表面、黒く着色されましたが、
木目は観察できます。
との粉により大きな導管は埋まったようですが、
平らな表面ではなく、細かな凹凸は残った状態です。

次は中塗りです。

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木材塗装実験Part1

  • 2011年10月20日

以下の記事は、某氏の依頼による、木材の塗装実験の記録である。
実験の概要については某氏の記事を参照していただきたい。

まずは材料と道具の紹介

IMGP1043

・シナカットベニア300×300×9
本実験の塗装対象

IMGP1038

・サンドペーパー六種
(#240,400,800,1000,1500,2000)

IMGP1042

・あて木
 研削の際にペーパーを付け使用

IMGP1037

・ステイン、サンディングシーラー、ウレタンニス
 との粉、刷毛
  某氏の指定により、配給されたもの。


次回から製作工程を記録していく。



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Xanavi NISMO GT-R(R34) Part9(完成編)


IMGP0663


タミヤ製 1/24 『Xanavi NISMO GT-R(R34)』
ここで完成とします。
以下写真です。

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ボディのデカール+光沢塗装、カーボンデカール、
エッチングパーツとなかなか手ごたえのあるキットでした。
いろいろ失敗はしていますが、それでもそれなりの出来で
完成させることが出来、感無量です。
単純ですがレーシングカーはかっこいいですね。

IMGP0662

次は何を作ろうか思索中です。

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Xanavi NISMO GT-R(R34) Part8




IMGP0656


窓枠を塗装し、カーボンデカールを貼って、
ボディは完成です。

IMGP0659

仕上げの組み立てに入ります。


IMGP0661

車の形になっていきます。

IMGP0660

長かったですね。
次回、完成編です。
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